居場所はきっとあるはずだから

備忘録を兼ねた日々のメモ帳

ゴム ゴム これもゴム

むかーしむかし何十年経つかな


子供たちの小学校で役員をやっていた時のこと(持ち回りです)

それはそれは美しい三姉妹のお母さんがいて

ドンピシャ 私の好きな顔

綺麗で綺麗で作業の内容も聞かずボーっと

見ていたことがありまし


美人て徳(得)(特)だと思って生きてきた私

いいなぁ〜いいなぁ〜美人でいいな

朝起きたとき顔洗って鏡見るだけで幸せ〜

羨ましい限り


羨ましいけれど現実は自分の顔だし(これで十分 案外可愛いよ〜と自分で言っとく笑)

生きていくしかないさ

せめて 目くそ鼻くそつけて歩かないように

きちんと清潔に生きましょう


それがある日 午後までかかる作業になってしまい みんなでお昼を食べることになりました 差し入れをもらったり結構食べるものがいっぱいで これから作業があるっていうのに ゆっくり食べて思いのほかお腹いっぱいに

私は食べ放題か?っていうくらい食べて

ズボンのボタンを外しベルトを緩めるほどでした


その時その美人ママ

あーお腹いっぱい これじゃ夕飯はいらないねと椅子から立ち上がり 思いっきり上着を捲りあげズボンをグググっと上げたのです

その時私は見てしまった…

ウエスト総ゴムのズボンを…なんならゴムを見てしまったせいで お婆ちゃんが農作業の時に穿いてるもんぺに見えてしまった…

あぁ憧れの美人ママ〜


美しい=すべてが完璧

と勝手に勘違いしていた私

嫌だ こんな美人がもんぺを穿くなんて(だからもんぺではない)

いや そんなこと言ったらもんぺをバカにしてしまう発言になってしまう

そうじゃないのだ


単直にこんな美人でも総ゴムのズボン穿くんだ〜と思った次第です

いや それも違うな

もっと根本には総ゴムはお婆ちゃんが穿くと思っていたのです

私はゴムのズボンと言えばジャージくらい

スウェットも持ってないし上下のパジャマも着ないから 私も年取ったら総ゴムのズボン穿くのかなぁと思った


その美人ママは私よりひと回り上

当時40歳を超えていた

いま 私はその年齡をとっくに過ぎた


ふと洗濯物をしまう時数えてみた

ゴムのズボン何本ある?

いち…にー…さん ゴムゴムこれもゴム

合計3本!

エンサイベルトやジーンズばかりだったけれどとうとう総ゴム穿くようになった

少し負けた感あり

楽だよね すんごく楽

この前は出かける時に穿いちゃった


ゴムにするとウエスト太くなるよ(気のせい?)とよく叔母が言っていたから敬遠していた


でも車で遠出したときなんか特に最高!

なぜにもっと早く穿かなかったんだろうとまで思った

ただし私の場合自分に甘いから

楽だから穿くもそうなのだけど

底なしに食べれるから穿こうとする方が強い


ヒールもあまり履かなくなってきたし

(この頃1センチほどの段差でけ躓く)

のめくって転びそうに…


年相応のおしゃれを楽しめば良いのよね

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