居場所はきっとあるはずだから

備忘録を兼ねた日々のメモ帳

着道楽 食道楽 女道楽

子供の頃 母が言ってました

この3つ

あまり度が過ぎると財産を失うって


着道楽 女道楽は想像がつくけど 食道楽については 食べ物で財産を失うってどんだけよ!と子供ながらに思っていました


まだまだ暑いけれどもう9月

秋の気配はちらほら?そうでもないなクソ暑い!セミ鳴いてる?セミ鳴いてた?今年は聴いてない気がする…セミの声…

秋は食欲の秋とも言うけれど 1年通して食欲がある私 健康な証拠(そう言っておこう)


私の幼なじみのひとり恭ちゃん

高校まで一緒だった 会えばお互いペラペラ話す でもなぜだろう好感は持てなかった

人として魅力がない? 言い方を変えればどうでもいい存在?


その恭ちゃん 高校生の時私のクラスの女子と付き合った 私はその女子と仲がよく最初“えっ!”と思った

人の恋愛に口出しはしないので 心の中で

あららぁ〜と思っていた

どう見ても釣り合わないから

でも そんなの人の勝手だ 余計なことは死んでも言わない


そんな二人は卒業間近 恭ちゃんが内地に就職が決まり 彼女が同じく内地に就職をするかどうするかで悩んでいた

私なら好きならどこまででもついていく

むしろ海外でもなんでも行ってほしいくらい

残念ながらそういう機会はありませんでした


その話し合いの最中 恭ちゃんの悪い性格が出てしまい 彼女はスッパリ別れることに


そして10年後 その恭ちゃんから電話が

当時の私は4人の母になっていて

恭ちゃんのことなんて更にどうでもよくなっていた

急にしかも高校を卒業してから10年

いったい なんの用事だ?

「俺さぁアイツのこと見返したくてさ すんげーいい女と結婚することになったから お前からアイツに言っといてくんない?」

実にバカな電話だ

なんと女々しいヤツだ そういうところなのである


しっかり断った数ヶ月後 恭ちゃんから年賀状が届いた

奥さんと二人のツーショット(この手の写真も好きじゃない…でも死んでも言わないわ)

海外のレストランで撮ったやつ

しかも一言が「どーだ 俺の奥さん!」だった いやいや勝手にどーぞ

その奥さん お太りになっていて あら若いのにかなりキテるわねと思いました

でもそんなこと死んでも言いません


その数ヶ月後奥さん自慢をしていた恭ちゃん あっけなくスピード離婚

元カノを見返したいと息巻いてたけど随分とまぁ…


離婚の原因は奥さんの食道楽

きっとこの奥さん 今の時代ならイケてたのかもしれない

恭ちゃんが仕事でも1人でホテルのレストランに行って フルコースを毎日のように食べたそうで それも恭ちゃんのカードで

支払いが追いつかずブラックに


離婚のあとは家に食事の写真が山程あったそうで 

当時は今と違いネガだから そっちもかなり散財したそうです

膨らんだ借金と元奥さんの体


お後がよろしいようで


よろしくない?


この話を聞いた時 食道楽とはこのことかと思ったのでした

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