居場所はきっとあるはずだから

備忘録を兼ねた日々のメモ帳

日記の思い出

私が初めて日記を書いたのは いや 書かされたのは小学校1年のとき

忘れもしない小学校の最初の懇談会の日の夜


その日は懇談会に来ている母を待ち

同じくお母さんを待っているたくさんの友達と 学校のグランドでいつものように声を張り上げケラケラ笑い 鬼ごっこ 鉄棒 たかたか鬼 十字架ぽん 夕日が綺麗に海を覆うまで遊んでいた


いつもよりたくさん遊んだ私は 夕飯を食べ お風呂に入り いつもの就寝時間の8時までの僅かな時間を

チャンネル権を持てない私は ただ父がつけている興味のないテレビ画面をぼーっとして観ていた


母が「冴ちゃん!」て近づきながら呼んでいる

あぁ テレビを観ているから怒りに来たに違いない でも まだ8時前 私は何をした?

怒られることはあったっけ?


母は私の座っている前のテーブルに

包装紙に包まれた四角いものをバンっと置いた

「開けてごらん

誕生日にもクリスマスにもプレゼントをもらったことのない私は 地元では有名なデパートの包装紙にワクワクしながら 破らないように丁寧に開けた

出てきたのは真っ赤な辞典のような分厚い本

可愛い女の子と犬が表紙に書いてある

本が大好きだった私は更にワクワクしてページを開いた

…??何も書いていない


「あのね 今日先生に冴ちゃんは字が上手だし 文章も上手に書けているから 毎日日記を書かせてはどうかと先生に言われたから書きなさいね」って

書きなさいねって…そうだよね 決定してるんだよね

日にちと曜日を書かされ 字が汚いと頭を叩かれ消しゴムで消され 何度も書き直し


日記って自分で書くものなんだ 親に見せに行かないんだ

それがわかったのが数年後のことでした

そんな日記を主人と結婚するまで書かなければいけない 書かなければ怒られるという気持ちで続けて来た

もはや強制されていたかのような日記

解放されたのは小1だった私が13年後のことでした

始めてみたはいいけれど

ブログを始めてみたが さっぱり仕組みがわからない

自分のブログの開き方もわからないから

とりあえずブックマークをした

そして今そこから開き書いている

スマホも使いこなせていない

世界最後のアナログ女と言っていい


ここに辿り着くまでに何回登録し直したことか

パスワード ブログID さっぱりだ

このブログに写真の貼り付けが出来るようになるのかな私

それよりも 私のブログを読んでくれる人はいるのだろうか

初めてのブログ

今日からブログを始めてみようと思った

きっかけは記録のため

この頃物忘れが多い

ならばメモをすれば良い しかし そこが問題でそのメモを忘れてしまう

困ったものだ

本格的に手帳や日記帳に書くのは続くわけがない

気軽に気長にのんびりと続けられればと思っています