居場所はきっとあるはずだから

備忘録を兼ねた日々のメモ帳

方言

今日も暑くなりそうで 4月でこれじゃ夏は茹でダコになってしまう 壊れているリビングのエアコンを早く買い替えなければ


私は高校を卒業し看護学校に通うために上京しました あと数年で地元にいた年齢の3倍こちらで生活していることになります


こちらに来て驚いたのが人の数

どこかでお祭りでもあるのかと思いました

飛行場からモノレールに乗り 電車に乗り換える 地元に電車がないものだから 自分の降りる駅でバスじゃないのにピンポーンを探す 「あ さっきから駅でドアかってにあいてたな」ホッとした

そして駅に降り タクシーのりばへ

「〇〇病院にお願いします」

タクシーの運転手さん

「それ西口 降りて!」

「え?西口ってどこにあるんですか?」

私の地元は 駅前 駅裏

バス停やタクシー乗り場は駅前にしかなく 駅裏はなにもない 駅前でバスに乗り 駅裏の家の人はぐるっと回ってもらい 駅裏を通り家へ向かう

ですから多方面から集っている高校では どこに住んでいるかって話のときは

「駅前?駅裏?」って聞く


次に驚いたのは話し方

当時NHKで「中学生日記」というドラマをやっていたのですが そのイントネーション 

うわぁ ドラマの中みたい

とてもお上品でした


就職先ではもちろんペイペイ(paypayではありません笑)

朝の朝礼前にゴミを出す

「ゴミ投げてきます」と看護室を出ようとしたら 先輩が「投げるの?」と

「はい!投げてきます!」

また先輩は「へぇ投げるんだぁ〜捨てるんじゃないんだぁ〜」って(ちょっと嫌味な話し方で)

で 私「へぇ〜捨てるって言うんですね わかりました」って言いました

後にこの門倉先輩 嫌味でできた人なのですが この先輩のお陰でテストの点数が良くて 憎めない存在になるんです


言葉の違いには(言葉もそうですが話し方も)かなりの衝撃でした

看護学校に入学し少し経って 隣の席の子に「あんた タメ?」と聞かれたんです ため?タメ?それって何よ?って考えてたら

「違うよね〜制服じゃないし」って

学校は入学してから制服を作ります

採寸して注文してGW明けのお渡し

それまではきちんとした服装で…と

私は入学式のときに着ていたスーツで

他の子はみんな高校の時の制服だったので

“もしかして高校の制服じゃないから 年上だと思っているのかも タメって溜まってる つまり年が溜まってる イコール年上ってこと?” 

そして答えました「タメじゃないよ」

はい そこから私の年齢がわかるまで 私は年上だと思われていたんです


人生の半分以上ここで暮らしているのですが慣れないのが暑さ 2〜3年で慣れるだろうと思ったら大間違い

10年ほど前に病院で顔が火照るとかあります?って 更年期障害的な質問?

わかりません…18歳からずっと火照ってるようないないような…なんて答えましょ…

「特には…」


そして この年になっても

普段標準語でも咄嗟に出る言葉は地元の言葉

しゃっこい めんこい こわい 〜べさ やむ 〜かい いずい まだまだありますが

この言葉がわかる方は もしかして同郷かしら


“〜かしら” なんて ちょっとお上品ぶってしまいました

それではごきげんよう

オホホホホホ

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