居場所はきっとあるはずだから

備忘録を兼ねた日々のメモ帳

諦めるということ

冴

昭和に生まれ昭和の中で成長した私

下手すれば いいえ今なら逮捕されていたであろう教師たちに教えられた世代である

頭をパコンと叩くなんて当たり前

一人が道を外せば その内容も分からぬまま整列させられ あれよあれよと往復ビンタ

(一部の教師ですけどね)

中学の家庭科の先生なんて 普通の会話の中で頭を叩いていました 怒るとか 悪いことをしたわけでもないのです


私は叩かれる親に育てられました

父は私が悪いことを…悪いことをとは語弊がありますね 言うことを聞かなかったとき 

それも その結果危なくて怪我をしたり他の人が怪我をしたりする危険があるときに

叩かれました 多分とっさに出たのでしょう

薪割りをしているときに「私もやりたい」と手を出して言った途端叩かれたり 屋根の修理をしているときに「来るな」と言われているのに どうしても見たくてベランダから屋根に降りたり


今はそういうことがあっても 手を上げるのはいけないことです でも当時の私も今の私も あのときの自分のされたことは 自分が言うことを聞かなかったし 叩かれたあとの父の説明で納得しているので 父を恨むとかは決してありませんでした


ところが母は 習い事の練習中に間違うと

夕飯の支度中だと包丁 裁縫をしているときは針をもって 手の甲を包丁で叩いたり針でつついたりするのです

それが嫌で嫌でたまりませんでした

手の甲からは針でつつくかれてポツポツ血が出ています

なんで叩くの?!と聞くと

「お前が真面目にやらないからだ!」というのです

母が習えなかったからと言う理由で私に習わせたのだ 私は習いたくないのに 習いたいか習いたくないかなんて聞かれやしない これから先何事も母にしか決定権ないのです


でも きっと私の性格が私を支えたと思います 夢見る夢子ちゃんで未来に希望を持っていたのです

今でも思います ここに生まれたのが私でなければ きっと大変なことになっていたと思います

親戚のおじちゃんたちおばちゃんたちは

「冴ちゃん可哀想に…〇〇ちゃん(母)キツいから」何回も聞きました

ひとりのおばちゃんが

「子供なのにそこまでしなくても」

と言ったことがありましたが

言い返されて終わりです

誰も母に言いません 言うとその後が厄介だからです


小学生の時は1問1点で10問出るミニテストでさえ10点満点でなければ叩かれます

小3のとき9点を取り帰宅したときは すごい剣幕で怒られ 勉強しないからだとその日から書き取りの練習が増えました

ちゃんとした100店満点のテストももちろん100点でなければいけません

90点以上でもぶつぶつ それ以下はありえません 当時の私は叩かれるのが嫌で勉強していました


私は理科が苦手で75点だったときがあります

家に帰るのが嫌で困っていたら 友達が聞いてきました こんな点数なら叩かれる 初めての悪い点数だったと言ったら

目をまん丸くして驚いたのです

「どうして叩かれるの?75点も取っているのに?じゃ私いつも叩かれてるよ 私叩かれたことないよ」って言ったのです

それからいろんなことを その子と話しました 家でいろんなことが違うんです 衝撃的でした


その子は「じぁあ 冴ちゃん 今日は謝ってみれば? 謝ったら叩かれないよ 冴ちゃんが謝らないから叩かれるんじゃない?」

そうか!点数が悪いのに謝らないからか

家の玄関を10センチくらい開けた

「おかぁーさん!ごめんなさい」

母が急いで玄関に来た「何やったの!!」もう怒っている…恐る恐る言った「理科75点だった…」


何も変わらなかった すごい剣幕で叩きながら怒られた

授業中話を聞いていないからだ 家で復習をしないからだ 100点取れないなら人の倍勉強しろ!ランドセルの方のところをひっぱりながら叩かれた

泣きながら謝っても許してくれない

そして泣きながら テスト直しをさせられた


父が帰宅して父にテストを見せた

父は「頑張ったな!」って

でも 母に怒られたと言うと

「お母さんは100点の方が嬉しいからかな」って

それを聞いていた母が始まりました

「だってあんた!△#$%*&@!」 延々と続きます


どうして こういうお母さんなんだろう

私がお母さんになったらこんなお母さんにはならない 絶対子供を叩かない

幼かった私はそう決めた


私が一番最初に諦めたこと

それは母のこと

優しいお母さんに憧れたけど 違うお家に生まれたかったけど それは無理なわけで

でも 私が生まれることができたのは

父母のお陰で だからここで生きていくしかなくて どう生きるか どうやって自分の居場所を作るか


さあ どうなる冴!

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